
XRヘッドセット
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「Vision Pro」登場から1年
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COLUMN
XRヘッドセット
こんにちは!テクノロジー好きの皆さんに耳寄りなニュースをお届けします。
Metaが9月26日に開催した開発者会議「Meta Connect」で、ARグラスの未来を感じさせる新製品「Orion」を発表しました!この記事では、この 「全部入り」ARグラスの魅力を深掘りしていきます。
目次Index
Metaが発表した「Orion」 は、視野角70度という広いディスプレイを持ちながら、一般的なメガネとほぼ変わらない形状を実現。これってすごいですよね!ARグラスといえばゴツくてヘッドセット感が強いイメージがありましたが、Orionはまさにスマートな未来を感じさせます。
しかも、この視野角70度という数字。これまでのARグラスでは到底実現できなかった広さなんです!これにより、よりリアルで没入感のある体験が可能に。炭化ケイ素レンズやマイクロLED技術など、Metaの先端技術が詰め込まれています。
Orionの操作は、音声や視線だけでなく、なんとEMG(筋電図)リストバンドでも行えるんです。これ、どういうことかというと、指先のほんの少しの動きだけでメニューを操作したり、写真を撮ったりできるんです。 たとえば、手をほとんど動かさなくても、空間を自由に操れる感覚。まさにSF映画の世界!
さらに、7つのカメラを内蔵し、空間認識やハンドトラッキング、アイトラッキングも完璧。複雑な操作を簡単にこなせるので、日常生活でも自然に溶け込む使い心地を目指しています。
Orionのもう一つの魅力は、 性能とコンパクトさの両立。本体は軽量でスリムなのに、ワイヤレスのコンピューティングパックが付属しており、これが処理能力をぐっと引き上げています。Metaが独自設計したプロセッサーを搭載しているので、グラフィックもAIも低遅延でサクサク動くそうです。
そして注目すべきは放熱技術!NASAの衛星冷却素材を応用しているとか。こういう細かいところにも未来感が満載ですね。
電力効率にもこだわっていて、これまで数百ミリワット必要だった処理を、数十ミリワットで実現しているそうです。
Orionには、Metaが開発したスマートアシスタント 「Meta AI」が搭載されています。 たとえば、 現実で見ているものを認識して、それに関連する情報をAR空間で表示してくれるという賢さ!さらに、ハンズフリーでのビデオ通話やメッセージ送信、ARゲームを楽しむことも可能です。
特に、複数ウィンドウでのマルチタスクができる点は、ビジネスやエンタメのシーンで大活躍間違いなし。日常の延長線上で、デジタルがより自然に活用できるようになりそうです。
残念ながら、Orionはまだプロトタイプで、一般向け発売の予定はありません。
でもMetaは、この技術をさらに発展させていく計画を明らかにしています。ディスプレイの品質向上やさらに小型化したモデル、生産規模の拡大による価格引き下げも視野に入れているとか。
Metaが描くのは、デジタル世界と現実世界がシームレスに融合する次世代の体験。Orionは、その未来への第一歩と言えるでしょう。
これからARグラスがどんどん進化していくのが楽しみですね!「Orion」のような製品が私たちの日常に溶け込む日は、そう遠くないのかもしれません。Metaの次の一手、引き続き注目です!
参照「Orion:初のARグラスが登場」Meta
https://about.fb.com/ja/news/2024/09/orion-ar-glasses-augmented-reality/