さあ、現実とバーチャルの境界を飛び越える感覚を思い浮かべてみてください! - XR NAVI - 最先端のバーチャル世界へのナビゲーター

COLUMN

XRヘッドセット

さあ、現実とバーチャルの境界を飛び越える感覚を思い浮かべてみてください!

  • # Meta
  • # MRグラス
  • # Vision Pro
さあ、現実とバーチャルの境界を飛び越える感覚を思い浮かべてみてください!

これまで以上に“リアル”と“デジタル”を融合させたMR体験が、Metaの「Passthrough Camera API」公開によってさらに近づきました。QuestのRGBカメラへのアクセスがついに解放され、開発者はより高精度かつ革新的なMRゲームやアプリを作り上げることが可能になります。

Passthrough Camera APIのすごいところ

  1. 視覚情報をフル活用できるRGBカメラ
    これまではビルトイン機能のみで扱われていたカメラ映像を、開発者が自由に使えるように。ライティングやエフェクトをリアルな環境に溶け込ませるだけでなく、機械学習やコンピュータビジョンを掛け合わせることで物体やシーンを正確に認識できます。
  2. 進化するMR体験
    先行してこの機能を試していたパートナーのNiantic LabsやResolution Gamesが、「追跡対象物」「AIアプリ」「シーン認識」など多彩なアイデアを披露。「これなら未来感バツグン!」と誰もが感じるような体験が次々と生まれそうです。

実際にはどんなふうに使われるの?

  • 没入感のあるゲーム: 家庭内や街の風景にデジタルキャラクターを出現させたり、カメラが捉えた現実世界の壁やテーブルをゲームのステージにしたり、“リアル”を舞台にした新感覚MRが期待されます。
  • 学習やトレーニング: 機械学習による物体認識を活用して、クッキングレッスンやDIYのチュートリアルなどをリアルタイムでアシストしてくれるアプリが登場するかもしれません。
  • ソーシャルな共有体験: ローカルマッチメイキング機能も合わせ、友達同士で1つの空間を共有しながら遊ぶ。そんな場面をさらに盛り上げるのが、このRGBカメラアクセスです。

これから広がる“次世代のMR”への期待

まだ実験的機能のため、リリースされたアプリをすぐに公開することは難しいかもしれませんが、開発の可能性は無限大。しかもMeta XR Core SDKの最新アップデートでは、親指タップやスワイプなどの「Microgestures」、ヘッドセット内でシーンをデバッグできる「Immersive Debugger」といった、MR開発がいっそう捗る機能も満載です。

「こんな未来がもうすぐ手元にくるなんて…!」と思うとワクワクが止まりませんよね。私たちが日常的に使っている空間そのものが、まるでゲームステージや創造のキャンバスになる。そんな世界がすぐ目の前まで来ています。

さあ、みなさんはこの強化されたMRの時代に、どんなアプリやゲームを体験してみたいですか?きっとこれからのアップデートや開発事例を見るたびに、「すごい!」と声が出ちゃう驚きの連続になるはず。新たな可能性に満ちたQuestのMR体験に、今から期待ですね!

参照 https://www.roadtovr.com/meta-releases-quest-camera-access-for-developers-promising-even-more-immersive-mixed-reality-games/

RELATED関連記事